目標達成 2018/07/02

[W杯]日本パス回しは"正解"


From:西埜巧祐

この記事は、サッカーファンには申し訳ないかな・・・^^;

先日、やっと大阪に戻れました。そして7時の開店と同時にスタバ。そして、この記事を書いています。足つぼに行ったりして、リラックスして目覚めもいい。やっとルーティンが戻せてハッピーだ・・・。

さらに、そこでW杯で日本が決勝トーナメントに出たと・・・。ハッピー×ハッピーじゃないかと思いきや、どうも素直に喜べない勝利だったようですね。最後は、時間つぶしのパス回し。会場からは大ブーイングが起こったとも聞きました。諸々の事情を観ましたが、個人的には「よくやったな」と思いました。上から目線でもなく、ですよ笑。あの大舞台で、そういう決断を出せるってすごいと思いました。


あまりW杯に興味はないか?


と言われると、そういうわけじゃない。選手も知っているし、注目選手もマークしています。W杯が始まった時は、東京出張中で、ホテルでした。だから、テレビがあるわけです。見ようと思えば観れたのですが、なんとヤフー速報で、結果を確認していました。このことを友達に話したら、

友達
「え、ホテルのテレビで見なかったんですか?」

西埜
「ほんまやな!」

と、言われて気づきました。普段テレビがないと、テレビの使い方を忘れるのでしょうか・・・。夜更かしをしてまで見るパッションはないのでしょう(それよりは、きちんとルーティンを戻して仕事をしたいんです)。

テレビでは見ない。ですが、僕はW杯とかサッカーは好きですよ。メッシやネイマールがゴールした時は、結構嬉しかったですもん。熱意はあるんですが、行動は伴っていないようです。


じゃ、あの大舞台のパス回しはどうなん?


スポーツ漫画に慣れているとしたら、あのパス回しはどうなんだろう・・と思うかもしれません。最後の1秒まで諦めない。そんな話が、どのスポーツ漫画にもあるわけです。それは、漫画にはあるべきだと思うんです。主人公が諦めたら、それこそ見る価値がありませんからね。

ただ、このリアルのW杯は違うと思うんですよね。決勝トーナメントに進めるであろう一番良い確率を、監督は選んだわけですから(お気づきかもしれませんが、私は西埜です。今回、監督が変わって西野監督になったので、若干イジられたりもしました)。

この采配、僕は個人的には素晴らしい。大賛成な采配です。もし熱狂的な試合を望んでいる人からしたら「ええ、、、」と思うかもしれません。実際、海外メディアやファンからは大ブーイングだそうです。

ただ、僕は思考のプロセスの素晴らしさ、結果を重視したプロフェッショナル魂を感じました。


プロたるもの


とても有名なセールスライター。この道4、50年のプロがいます。その人のサイトに行くと、こんなコピーが、書いてあるんですね

「Results nothing less」
つまり、結果以外、何もないよね
っていう意味だと思います。

そう。セールスライティングやマーケティングに携わる僕らかは、結果が全てなわけなのです。その過程で、どんなレターを書くプロセスなんかは、お客さんにとってはどうでもいいわけです。

今回、サッカーという試合を見ていて、いろいろ感じるものもありました。私自身、インターハイとかに出たことがあったり、サークルではありますが全国大会で優勝したこともあります。

そこで感じるのは、出る選手のプレッシャーです。特に強豪校から代表になっている選手は、とんでもないプレッシャーを持っているんですよね。今回のケースでは、W杯。日本代表な訳です。注目も集まります。

そして、今回は珍しく、W杯直前で監督が変わりました。かなり日本としては難しい状況だったと思います。とはいえど、国民からは「勝ってほしい」という期待があるわけじゃないですか。その中で、あの決断は、できるものではありません。


見栄えよりも結果をとったJapan


ある意味、見せるよりも実利をとったと言えるんじゃないでしょうか。でも、これはビジネスっぽいなぁと思いました。例えばセールスレターでも、見栄えが悪くても、成約しているなら、そのセールスレターを採用しますよね?結果の低いギャンブルをするよりも、安定的に成果が出る確率の高いやり方を採用しますよね?数字をベースに判断し、成果が出る方を採用しますよね?

同じようなものを感じました。今回、フェアプレーポイントなるものが、決め手だったと聞いています(間違っていたら、ごめんなさい。専門家ではないので)。その事実を、試合中に考えて、あの施策をとっているわけなので、、、

その思考プロセス、そしてその結果をとった魅せるよりも実利をとった監督の采配は、頭が下がります。もしかしたら、あなたは違うように思うかもしれません。中身よりもプロセスが大切じゃないか・・・と。

私はそっちも擁護している派だとは思います。これは、どっちが良い悪いではありません。100% VS 0%という話ではないのです。プロセスを全力でやらなければ、ろくなものはできません。でも、プロセスにこだわりすぎて、結果が出せない・・・それも意味がないわけです。

あなたが、今回の采配についてどう思ったかはわかりません。が、ビジネスにおいて、こういう決断を迫られることがあると思います。その時、あなたがどっちを選ぶんだろうか?というのは考えてみてください。面白い気づきがあるかもしれません。


ー西埜巧祐


PS
主題とは関係ないので、追伸に。

関係ありませんが、ミスったらブーイングってかわいそうだなと思いました。代表に選ばれたというのは、僕らが選んでいるわけでもあると思います。つまり、その選手の責任は、僕らの責任でもあるというのが、僕の考えです。

選手がミスったら、変えろ。変更しろ。というプレッシャーをかける。

そして、その選手が素晴らしいプレーをしたら、手のひら返し。ミスったことを棚に上げて、ガンガン褒める。。。

多分、例えばですけれど、その選手を交代させたとしましょう。代わりに出た選手がミスったら、また同じことが起こるんだと思います。今回のW杯では、そんなものを感じて、嫌な思いがありました。

ミスった人がことの重大さに気づいていないわけが、ないじゃないですか。批判せずに、応援は応援で、全力で応援しましょう。ミスっても、暖かく迎える方が、僕はいいと思います。

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